| 〜 2004年9月分調査結果の考察 〜 |
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平成16年度調査の第5回目となる9月分の調査は、9月最終日曜日の9月26日(日)を基準日として行いました。調査の結果について、代表専門家を中心にワークショップで検討した「考察」を次に記しました。 なお、個々の調査結果は各地点ごとの調査票に示し、調査者の感想や主観的な観察記録もほぼそのまま掲載してあります。 1.水質調査結果について (1)上流域(NO1〜NO11) COD値に関しては、支流(大内山川)で4mg/リットル(汚染があるといわれる目安値)が1地点だけでありました。他の地点に於いては、本流・支流ともに安定した観測値であり話題となるような事柄はみうけられません。 上記1地点は、台風後の調査であり、増水による濁り等がその原因と考えられます。 他の調査項目等に関しては、話題となるような観測値ではないように思われます。 (2)中流域(NO12〜NO26) COD値に関しては、0〜2mg/リットル(きれいな水)目安とされる値の地点が3地点、2〜5mg/リットル(汚染がある)とされる地点が7地点、5〜10(汚染が多い)、10以上(汚れた水)等など目安とされる地点が3地点です。このように各測定地点のバラツキが多く出たのが気になりました。その原因のひとつとして考えられることは、各地点の観測日が9月23日〜28日(6日間)の間の気象変化に左右される中で雨による流量の変化がその原因のひとつとも考えられます。他の調査項目等に関しては、話題となるような観測値ではないようでした。 (3)下流域(NO27〜NO51) COD値に関しては、支流(朝熊川・桧尻川・汁谷川の1地点・勢田川の1地点、計4地点)で2mg/リットル(きれいな水)が観測されております。また、本流・支流を含めて6地点が4mg/リットル(汚染があるとされる目安)値を観測されております。他の測点11地点は、8mg/リットル〜8mg/リットル以上という高値(汚れた水といわれる目安値)であります。 他の調査項目では、水質だけを考えれば話題となるような観測値ではありませんから、高COD値の要因として考えられることは、やはり生活排水がその主なものではないでしょうか。 2.川の環境調査結果について (1)本流上流部 未調査の地点1、2を除いて良好な状態です。 (2)本流中流部 ゴミが岸に少し見られるところが増えています。地点14でバーベキューの残りゴミが見られたように、夏休みに川へ来て置いていったゴミが多いのではないでしょうか。 (3)本流下流部 調査できた地点においては意外に良好な状態となっています。 (4)大内山川 地点11のゴミは6月2回目以降続いているようです。濁りは台風による増水のためです。 (5)藤川 データありません。 (6)一之瀬川 調査できた2地点で岸辺のゴミが多いという結果でした。地点25は7月以降この状態が続いており、川遊びに来た人のもののようです。(内容が金属たわし、炭、ラップ等) (7)西谷川 良好です。 (8)横輪川 地点48のデータしかないものの、おおむね良好です。 (9)汁谷川 地点36の岸辺のゴミは台風後の流木が大半です。撤去するのも大変なことと思われますが、よい案はないでしょうか。その中に混じる人工のゴミも問題です。 (10)勢田川流域 相変わらず変動が激しい状況です。油膜は、増水で水が入れ替わるためか良くなっています。 (11)五十鈴川 ゴミが少なくなっています。単に増水で流されて一時的に少なくなっただけかもしれませんが。 (12)朝熊川 これまでゴミが多かったものの、一転して良好な状態になっています。 (13)外城田川 32地点のみのデータですが、ゴミは少しあるものの比較的良好な状態を保っています。 (14)相合川 ゴミ以外は良好です。地点33は水中のゴミがいつもあります。 3.総括 今月は、9月26日(日)を観測基準日として観測をしましたが、雨降りなどや天候の不順等により観測日に幅がありました。その間台風の接近もあり、台風後に観測された地点等もあって、観測日時にはバラツキが目立ちました。その結果、各測定値、特にCOD値に関してバラツキが大きくなったのではないかと推測されます。このことは、他の調査項目にはあまり差異がないことからそのように判断できるのではないでしょうか。 台風のため調査できなかった地点があったことはやむを得ないことだと思います。台風後は流域の多くでゴミが流れ着き、岸辺の様子が一変しました。これらのゴミをどうしていくのか、今後の課題だと思います。 |